私は2025年9月に脳梗塞という病気になり、救急搬送されました。
それまで「脳卒中」という言葉は知っていても、その中身や違いを深く理解していたわけではありませんでした。
脳梗塞と脳卒中の関係、そして脳出血やくも膜下出血について、
いざ自分が当事者になって初めて「きちんと知る必要がある」と感じました。
そこで今回、これまで自分なりに調べた内容をまとめてみました。
これは、自分の病気をより深く理解するための記録でもあります。
脳卒中とは
脳卒中は、脳の血管にトラブルが起こる病気の総称です。
突然発症することが多く、命や後遺症に大きく関わる重要な病気です。
脳卒中は大きく分けて、以下の3つに分類されます。
脳卒中の分類(全体像)
脳卒中
├─ 脳梗塞
│ ├─ アテローム血栓性脳梗塞
│ ├─ ラクナ梗塞
│ └─ 心原性脳塞栓症
├─ 脳出血
│ ├─ 被殻出血
│ ├─ 視床出血
│ ├─ 小脳出血
│ └─ 脳幹出血
└─ くも膜下出血
脳梗塞とは(血管が詰まるタイプ)
脳梗塞は、脳の血管が詰まることで血流が止まり、脳の一部がダメージを受ける病気です。
脳卒中の中で最も多く、片麻痺や言語障害などの後遺症が残ることがあります。
主な種類は以下の3つです。
- アテローム血栓性脳梗塞
- ラクナ梗塞
- 心原性脳塞栓症
👉 私の脳梗塞の症状を主治医に確認した記事
【主治医の説明をまとめた記録|私の脳梗塞のタイプと経過】
👉 脳梗塞についての詳しい用語や仕組みは
【脳卒中・脳梗塞・脳出血・くも膜下出血、用語解説のまとめ】で詳しくまとめています。
👉 実際の体験については
【脳梗塞リハビリの記録】でも記録しています。
脳出血とは(血管が破れるタイプ)
脳出血は、脳の中にある血管がダメージを受け、
にじむように破れて出血が広がっていく病気です。
高血圧などによって血管が弱くなることが大きな原因とされ、
症状は急激に悪化することもあります。
出血する場所によって、以下のように分類されます。
- 被殻出血
- 視床出血
- 小脳出血
- 脳幹出血
くも膜下出血とは(血管が破裂するタイプ)
くも膜下出血は、脳の表面にある血管(多くは動脈瘤)が
風船のように膨らんで、それが一気に破裂することで起こる病気です。
「突然の激しい頭痛」が特徴で、命に関わることも多い重篤な病気です。
「破れる」と「破裂する」の違い
脳出血とくも膜下出血は、どちらも血管が壊れる病気ですが、
イメージすると違いが分かりやすくなります。
- 脳出血 → にじむように破れる(内部で出血)
例:ホースに小さな穴があいて水が漏れる - くも膜下出血 → 一気に破裂する(表面で出血)
例:風船がパンッと弾ける
👉 脳出血は「内側でじわっと」
👉 くも膜下出血は「外側でドンと」
3つの違いを簡単にまとめる
脳卒中の3つのタイプの違いは、シンプルに以下の通りです。
- 脳梗塞 → 血管が詰まる
- 脳出血 → 血管が破れる
- くも膜下出血 → 血管が破裂する
まずはこの違いを理解することで、全体像が見えてきます。
脳の病気には他にも種類があります(パーキンソン病など)
脳卒中は「血管のトラブルによる病気」ですが、
脳の病気にはそれ以外のものもあります。
その代表的なもののひとつが「パーキンソン病」です。
パーキンソン病は、脳の神経の働きが少しずつ低下していく病気で、
手のふるえや動きにくさ、筋肉のこわばりなどの症状が現れます。
脳卒中のように突然発症するのではなく、
ゆっくりと進行していくのが特徴です。
脳卒中との違い
- 脳卒中 → 血管のトラブルで突然起こる
- パーキンソン病 → 神経の変化でゆっくり進行する
同じ「脳の病気」でも、原因や進み方は大きく異なります。
まとめ
脳卒中は一つの病気ではなく、いくつかのタイプに分かれています。
それぞれ原因や症状、治療方法が異なるため、正しく理解することがとても大切です。
私自身も、脳梗塞になって初めて知ることばかりでした。
こうして整理していくことで、少しずつ理解が深まっていると感じています。
もし同じように脳梗塞や脳卒中と向き合っている方がいたら、
少しでも参考になればうれしいです。
あなたのペースで大丈夫です。
一緒にゆっくり進んでいきましょう。


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