脳梗塞になってから、
これまで当たり前だったことが、当たり前ではなくなりました。
歩くこと。
手を動かすこと。
腕を動かすこと。
言葉を話すこと。
外に出ること。
車を運転すること。
仕事をすること。
脳梗塞で救急搬送され、救急病棟にいた頃。
同じ時期に救急車で運ばれてきた他の方は、症状も軽く、どんどん回復していきました。
その姿を見ながら、
「なぜ自分が」「なぜ自分だけがこんなに回復が遅いのか」と、何度も思いました。
最初の頃は、自分の現状をなかなか受け入れることができず、
どうしても周りの人と比べてしまい、
回復していく人をうらやましく感じていました。
でも、このままの気持ちで入院生活を続けていては、
精神的にもよくないし、リハビリにも影響してしまう。
そう思い、少しずつ気持ちを切り替えていきました。
脳梗塞は、人それぞれ症状も回復の過程も違います。
同じ病気でも、10人いれば10通りの症状・リハビリがあります。
周りの方が、それぞれの状況の中で、
黙々とリハビリに向き合っている姿を見て、
「人と比べている場合じゃない」
「自分にできることを、自分のペースでやっていこう」
そう思うようになり気持ちも前向きになりました。
リハビリと生活の毎日の中で、
少しずつ自分の中に残ってきた言葉があります。
これは誰かに教えられた言葉ではなく、
リハビリや生活の中で、自分自身に言い聞かせてきた言葉です。
同じように脳梗塞や脳卒中と向き合っている方に、
少しでも届けばうれしいです。
うのきち(卯乃吉)語録|自分自身に言い聞かせてきた言葉
・人と比べず、昨日の自分と比べる。
・焦らない。止まらない。
・一歩でも前に進めば、それは前進。
・小さな「できた」を大事にする。
・回復には時間がかかる。でも必ず変化はある。
・できないことより、できることを見る。
・無理は敵、継続は味方。
・今日できたことは、昨日の努力の結果。
・リハビリは特別なことではなく、生活の一部。
・休むことも、リハビリのうち。
・回復のスピードは人それぞれ。
・昨日より少し動けば、それでいい。
・「できない日」があっても気にしない。
・体はゆっくりでも、必ず覚えている。
・支えてくれる人がいることを忘れない。
・あきらめないことが、一番のリハビリ。
・人生はここで終わりではない。
・ここからまた、少しずつ歩いていく。
最後に
私もまだ回復期リハビリの途中です。
まだ始まったばかりのリハビリは、
きっと一生かかるものだと思っています。
脳梗塞の回復は、一直線ではありません。
良い日もあれば、
思うように体が動かない日もあります。
昨日できたことが、
今日はできないこともあります。
それでも、
焦らず、止まらず、続けていくことが大切だと思っています。
そして、私が一番大事にしている言葉があります。
人と比べない。
昨日の自分と比べる。
もし同じように、
脳梗塞や脳卒中と向き合っている方がいたら、
あなたのペースで大丈夫です。
一緒に、ゆっくり進んでいきましょう。
今日もまた、ゆっくり一歩ずつ。
