発症日:2025年9月6日
回復期:2025年10月4日
生活期:2026年3月1日
私うのきち(卯乃吉)は、2025年9月6日、左内包後脚(さないほうこうきゃく)部分のラクナ梗塞と呼ばれる、脳の細い血管が詰まるタイプの脳梗塞を発症しました。
それまで「身体障害者手帳」という言葉は知っていても、自分には関係のない制度だと思っていました。
しかし脳梗塞によって右側の片麻痺が残り、退院後に生活や移動、通院、リハビリ、仕事のことを考える中で、初めて障害福祉制度について調べるようになりました。
調べて感じたことは、
制度は存在していても、自分で知ろうとしなければ誰も教えてくれないことが多い。
そして、申請しなければ利用できる支援も受けられない。
今回は、脳梗塞や片麻痺など身体の後遺症がある方に関係することが多い「身体障害者手帳」について、自分なりに調べた内容を整理し、備忘録として残します。
※制度内容や対象、等級、支援内容は自治体や状況によって異なるため、必ず最新情報を各自治体窓口や担当医へご確認ください。
身体障害者手帳とは?
身体障害者手帳は、身体に一定以上の障害があると認定された場合に交付される公的な手帳です。
対象例として、
- 脳梗塞後の片麻痺
- 手足の運動障害
- 視覚障害
- 聴覚障害
- 心臓や腎臓など内部障害
- 言語障害 など
があります。
脳梗塞の場合は、「脳梗塞になったから対象」ではなく、
現在どれくらい身体機能に障害が残っているか
によって判断されることが多いようです。
つまり病名よりも、
- 歩行能力
- 手や腕の動き
- 日常生活への影響
- 補助具の必要性
などが重要になります。
身体障害者手帳を持つと受けられる可能性がある支援(例)
※内容や対象等級は都道府県・市区町村によって異なります。
例として、
① 医療費助成
一定等級以上で医療費負担軽減や助成対象になる場合があります。
② 税金の軽減・控除
対象条件によって、
- 所得税控除
- 住民税控除
- 自動車税減免
など。
③ 交通機関の割引
自治体や事業者によって、
- 電車
- バス
- タクシー
- 有料道路
などの割引制度。
④ 補装具・福祉用具
対象によって、
- 装具
- 車いす
- 補助具
- 日常生活用具
などの支援。
⑤ 住宅改修支援
場合によっては、
- 手すり設置
- 段差解消
- 浴室改修
など。
⑥ 福祉サービス利用
外出支援や介助サービスなど。
⑦ 就労支援
障害者雇用や支援制度利用。
⑧ その他
- 公共施設の入場無料
- 粗大ごみ処理手数料の減免
- 水道料金等の減免
- NHK受信料減免
- 携帯料金割引
など。
各携帯キャリアや市区町村窓口でご確認ください。
身体障害者手帳の申請方法(一般的な流れ)
※申請方法や必要書類は自治体によって異なる場合があります。詳しくはお住まいの市区町村窓口へご確認ください。
① 主治医や担当医へ相談する
まずは、
「身体障害者手帳の対象になる可能性があるか」
を主治医やリハビリ担当医へ相談します。
脳梗塞の場合は、発症直後ではなく、ある程度症状が落ち着き、後遺症の状態が見えてきた時期に検討されることがあります。
② 指定医による診断書を作成してもらう
身体障害者手帳の申請には、
身体障害者福祉法指定医
による診断書・意見書が必要です。
ここでは、
- 麻痺の程度
- 歩行能力
- 手や腕の動き
- 日常生活への影響
などが評価されます。
③ 市区町村の障害福祉窓口へ申請する
必要書類を揃えて申請します。
一般的には、
- 診断書
- 写真
- 本人確認書類
- マイナンバー関連書類
- 申請書
などが必要になることがあります。
④ 審査・認定
提出後、自治体による審査が行われます。
申請から交付まで、数か月かかることもあります。
⑤ 身体障害者手帳が交付される
認定されると、
- 等級
- 障害区分
などが記載された身体障害者手帳が交付されます。
注意点(リアルな話)
① すぐ取れるわけではない
発症後すぐは不可
👉 脳梗塞は**症状固定後(約6ヶ月後)**が目安
② 等級で全てが変わる
ここが一番重要
受けられる支援が大きく違う
制度はあっても、自分で調べて申請しなければ何も始まらない
脳梗塞になる前は、
「必要な制度なら誰かが教えてくれるだろう」
と思っていました。
しかし実際には、
役所の制度や支援は、
知らなければ使えない
申請しなければ始まらない
ものが多いように感じます。
障害福祉、介護保険、医療費助成、住宅改修など、
同じような状況でも利用している人と利用していない人がいるのは、情報を知っているかどうかの差も大きいのかもしれません。
退院後は体力も気力も落ちている中で調べるのは大変ですが、
「自分は対象になるかもしれない」
と思った制度は、一度確認してみる価値があると思います。
自分で役所へ申請できない人はどうする?
脳梗塞後は、
- 片麻痺
- 外出困難
- 疲労
- 高次脳機能障害
- 移動手段の問題
などで、自分で役所へ行くことが難しい場合もあります。
その場合は、
① 家族による代理申請
配偶者や家族が代理人として申請できる場合があります。
② 病院のソーシャルワーカー(相談員)
退院前後の制度相談が可能なことがあります。
③ ケアマネジャーへ相談
介護保険利用中なら制度案内や窓口紹介を受けられる場合があります。
④ 自治体への電話相談
郵送や代理対応できるケースもあります。
⑤ 訪問対応
状況によっては訪問相談や支援につながることもあります。
無理をして一人で抱え込まず、
「申請が難しい」こと自体を相談して良い
ということを知っておくのも大切だと思います。
身体障害者手帳は「障害を証明するもの」だけではなく、生活を支える制度への入口かもしれない
私は脳梗塞になるまで、
障害福祉制度についてほとんど知りませんでした。
けれど病気になって初めて、
制度そのものよりも、
生活を続けていくための支援や選択肢を知ること
の大切さを感じています。
今後、必要になる人もいるかもしれませんし、家族が利用する側になる可能性もあります。
この記事が、同じように脳梗塞や後遺症と向き合う方や、そのご家族の参考に少しでもなればうれしいです。
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コメント
コメント一覧 (2件)
うのきちさんへ
身体障害者手帳の記事読ませて頂きました。
ヘルプマーク取得時と違い、申請手続きは大変そうですね。
うのきちさんは申請されたのかな?
私の場合は、ほとんど日常生活は今のところ、大丈夫な感じなので、知識として記事読ませて頂きました🙇
手帳持ってるといろいろ割引とかあるんですね〜本当に自分で調べないと、こりゃ分からない😅ですね!
相変わらず不自由なこともありますが、めげずに今日も朝から晩までリハビリだと思って頑張ります!😊
来月は九州へ帰省する予定です🚅
日常生活がちょっと変わりますが、それもリハビリ、リハビリ、、👍
うのきちさんも梅雨入り前に、お気をつけて、
外出されてくださいね☔👍
Reiさんへ
記事読んでいただきありがとうございます😊
ヘルプマークとは違って、身体障害者手帳は診断書や申請などもあり、私も調べてみて「意外と複雑なんだな…」と感じました💦
ただ、制度はあっても自分から調べたり相談したりしないと、なかなか分からないことも多いみたいですね😅
日常生活がほぼ大丈夫とのこと、本当に何よりです😊
でもおっしゃる通り、不自由さが残る中での毎日の生活そのものがリハビリなんですよね。私も外出したり、人と話したり、環境を変えたりすることが大事なんだなと感じています。
来月は九州へ帰省されるんですね🚅
普段と違う環境は疲れもあると思いますが、景色や空気、人との時間など、良い刺激にもなりそうですね😊
無理せず、楽しみながらリハビリの延長くらいの気持ちで過ごせますように👍
こちらも梅雨入り前に、転倒など気をつけながら少しずつ外へ出ようと思います☔🚶
お互い今日も穏やかに頑張っていきましょう😊