2026年7月6日
発症日:2025年9月6日
回復期:2025年10月4日
生活期:2026年3月1日
発症日から:303日目
生活期から:127日目
6月から7月上旬にかけて、自主リハビリはほとんどできませんでした。
「今日は歩こう。」
「少しでも右半身が回復するように頑張ろう。」
そんな気持ちは毎日ありました。
しかし、体がそれを許してくれませんでした。
6月までは、自宅近くの坂道で杖歩行訓練を続けていました。
右半身麻痺の私は、左手で杖をしっかり握り、一歩一歩坂道を上ります。
ところが、その頑張りが思わぬ結果になってしまいました。
持病である**混合性結合組織病(膠原病)**の影響で、左手首に腱鞘炎のような激しい痛みが出てしまったのです。
実は、この左手首の痛みは今回が初めてではありません。
回復期リハビリ病院に入院していた頃から、歩行訓練の量が増えると、時々同じような痛みが出ることがありました。
そのたびに湿布を貼り、サポーターを着けて数日間様子を見ると、痛みは少しずつ落ち着いていました。
そのため、「少し使い過ぎたのだろう」と思い、またリハビリを再開することを何度も繰り返してきました。
しかし今回は違いました。
退院後、自主リハビリで坂道歩行を続け、左手で杖を強く握る時間が長くなったこともあって、これまで以上に炎症が強く出てしまったようです。
約1週間、杖を握ることもできないほどの痛みが続き、自主リハビリは中断せざるを得ませんでした。
ようやく痛みが落ち着き、「今度こそ大丈夫だろう」と歩行訓練を再開すると、また同じ場所を痛めてしまいました。
そのとき初めて気付いたことがあります。
「頑張れば頑張るほど回復するわけではない。」
それが今の私の体なのだということでした。
脳梗塞と膠原病|2つの病気があるとリハビリは思うように進まない
脳梗塞だけなら、もっと杖歩行を増やしたい。
もっと歩けば右脚も強くなるかもしれない。
もっと外へ出れば体力も戻るかもしれない。
そう思います。
しかし私には、もう一つの病気があります。
**混合性結合組織病(膠原病)**です。
寒くなるとレイノー現象で指先の血流が悪くなり、手足がかじかんで外出そのものが難しくなります。
一方、暖かくなると今度は歩行訓練を頑張り過ぎて関節に炎症が起こり、左手首が激しく痛みます。
つまり、
寒ければ歩けない。
暖かくても歩き過ぎれば痛める。
リハビリを頑張りたいのに、そのリハビリを膠原病が邪魔をする。
そして膠原病を気にして休めば、今度は脳梗塞のリハビリが進まない。
病気同士がお互いの回復を邪魔してしまう。
このもどかしさは、実際に経験してみないと分からない辛さだと思います。
無理をしないこともリハビリ
以前の私は、
「毎日続けることが大切。」
「休んだら後退してしまう。」
そう考えていました。
でも今回、何度も手首を痛めたことで考え方が変わりました。
無理をして1週間休むより、無理をしないで何か月も続けられる方が、結果として回復につながる。
今はそう考えています。
歩ける日は歩く。
痛い日は休む。
家の中でできる運動をする。
ストレッチだけの日があってもいい。
それも立派なリハビリです。
脳梗塞になって10か月。
私は「リハビリ=頑張ること」だと思っていました。
でも今は違います。
1歩進んで2歩下がることは、これからも何度もあると思います。
それでも長い目で見れば、休むことも前へ進むための大切な時間なのだと、今回あらためて感じました。
私は、肉体の安定と精神の安定、その両方がそろって初めて、脳へ無理のない刺激や伝達ができるのではないかと思っています。
焦って頑張り過ぎるのではなく、その日の体調と向き合いながら、自分のペースで続けていくことが大切です。
これからも焦らず、自分の体と相談しながら、一歩ずつ前へ進んでいこうと思います。


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