脳梗塞 生活期133日目|通所リハビリ(デイケア)を始めて感じたこと【6種類のマシンとパタカラ体操】

通所リハビリ施設に設置された6種類のリハビリマシン。脳梗塞後の可動域改善や筋力維持を目的としたトレーニング機器。

2026年7月11日

発症日:2025年9月6日
回復期:2025年10月4日
生活期:2026年3月1日

発症日から:309日目
生活期から:133日目


私うのきち(卯乃吉)は、2025年9月に脳の運動を司る重要な神経の通り道である左内包後脚(さないほうこうきゃく)で、細い血管が詰まるタイプの脳梗塞であるラクナ梗塞を発症しました。

現在は、右半身麻痺、言語障害、嚥下障害、そして混合性結合組織病(膠原病)と向き合いながら、自主リハビリの記録や日々の気づきをブログに残しています。


目次

6月から通所リハビリを始めました

2026年6月から、これまで週2回利用している訪問リハビリに加え、**週1回の通所リハビリ(デイケア)**へ通い始めました。

私が利用しているのは午後の部で、送迎付きの約4時間のプログラムです。

利用者は12~13人ほどで、私より年配の方が多く、脳梗塞の方はいらっしゃいません。

最初は「自分だけ症状が違うのかな」と少し不安もありましたが、実際に通ってみると、それぞれが異なる病気や身体の悩みを抱えながら、自分のペースでリハビリに取り組まれていました。

その姿を見て、「みんな頑張っているんだな」と励まされることもあります。


通所リハビリの一日の流れ

私が利用している施設では、おおよそ次のような流れでプログラムが進みます。

  • 送迎・到着
  • バイタルチェック(血圧など)
  • 準備体操・座位でのラジオ体操
  • 座位でのみんなで体操
  • 口腔体操(パタカラ体操)
  • マシントレーニング
  • バイタルチェック
  • 座位での太極拳体操
  • 送迎で帰宅

約4時間のプログラムですが、途中で水分補給や休憩を取りながら無理なく進められるので、思っていたより負担は少なく感じています。

各種の体操は座位での体操で私の場合右麻痺なので無理のない範囲で動かすことにしています。


6種類のリハビリマシン

施設には6種類のリハビリマシンが設置されています。

私は筋力アップを目的としたトレーニングというより、

麻痺側の関節や筋肉が動く範囲(可動域)を少しずつ広げること

を目的に利用しています。

脳梗塞による右半身麻痺では、動かさなければ徐々に硬くなってしまいます。

だからこそ、無理をせず、今動かせる範囲で少しずつ身体を動かし続けることが大切だと感じています。


自宅ではできないリハビリ

訪問リハビリもとても大切ですが、通所リハビリには自宅ではなかなかできない内容があります。

例えば、

  • マシンを使った運動
  • 椅子に座って全員で行う体操
  • スタッフの見守りの中で安心して身体を動かせること

などです。

一見するとどれもゆっくりした動きで、運動量も少ないように見えるかもしれません。

しかし、自宅では意識して動かさない筋肉や関節を動かすことができ、身体に良い刺激を与えてくれていると感じています。


私にとって大切な「パタカラ体操」

私は右半身麻痺だけでなく、嚥下障害もあります。

そのため、毎回行われる**口腔体操(パタカラ体操)**は、とても重要なリハビリです。

「パ・タ・カ・ラ」と発声しながら口や舌を動かす運動ですが、

  • 飲み込む力
  • 舌の動き
  • 唇の動き
  • 発音の改善

などを維持するための訓練になります。

見た目はとても地味な運動ですが、毎日の食事や会話につながる大切なリハビリだと思っています。


通って感じたこと

通所リハビリへ通い始めて感じたのは、

「身体を鍛える」というより、「今できる身体の動きを維持し、少しずつ広げていく場所」

だということです。

私は混合性結合組織病(膠原病)の影響で左手首を痛めやすく、思うように自主リハビリができない時期もありました。

そんな時でも、スタッフの皆さんは、私が左手首に湿布を貼りサポーターをしている姿を見ると、すぐに気づいて「大丈夫ですか?」と心配してくださいます。そのさりげない気遣いに、安心してリハビリに取り組むことができています。

また、このデイケアの責任者の方は、一人ひとりの利用者と真剣に向き合い、それぞれの状態に合わせた対応をしてくださいます。そんな責任者の方のもとで働かれているスタッフの皆さんも本当に素晴らしく、いつも明るく気持ちの良い対応をしてくださいます。

リハビリは運動だけでなく、「安心して通える場所」であることも、とても大切なのだと感じています。

また、自宅にいるだけではどうしても身体を動かす機会が少なくなります。

週に1回でも外へ出て、人と接し、身体を動かすことは、身体だけでなく気持ちのリハビリにもなっていると感じています。


これからも焦らず、一歩ずつ

まだ通い始めて1か月ほどなので、大きな変化はありません。

それでも半年、一年と続けていくことで、

  • 麻痺側の可動域が少しでも広がること
  • 身体が今より動きやすくなること
  • 嚥下障害の改善につながること

一つひとつは大変地味な運動に見えるかもしれませんが、そんな小さな積み重ねが、これからの生活につながっていくと信じています。

脳梗塞のリハビリは、「特効薬」のように急に良くなるものではありません。

だからこそ、焦らず、無理をせず、自分の身体と相談しながら、一歩ずつ前へ進んでいこうと思います。

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この記事を書いた人

うのきち(卯乃吉)
2025年9月に脳梗塞を発症し、人生が大きく変わりました。
入院、回復期リハビリ、そして退院後の生活期までの体験をブログに記録しています。
このブログでは、脳梗塞の体験、リハビリの記録、退院後の生活などを中心に、同じ立場の方が少しでも参考にできる情報を発信しています。
私自身まだ回復の途中ですが、この記録が誰かの希望や励ましになればうれしいです。
昨日より今日、今日より明日。
少しずつでも前へ進めますように。

新着記事や日々の短い気づきは、
ThreadsやXでも発信しています。
▶ Threads
https://www.threads.com/@unokichi.blog
▶ X
https://x.com/unokichi_blog

コメント

コメント一覧 (2件)

  • うのきちさんへ
    通所リハビリ、良い習慣できましたね!
    安心して通える場所という感じで、精神的にも効果ありですね!
    人と接する機会は、本当に大切だと思います😊
    これからも無理をしないように気をつけて、御活動くださいませ🙇
    地味な日々の努力が一番大事だと思っております😊

    • Reiさんへ

      コメントありがとうございます😊

      そうなんです。通所リハビリに通い始めて、身体のリハビリだけでなく、安心して通える場所ができたことが、とても大きな収穫だと感じています。

      家にいる時間が長くなりがちな生活期だからこそ、週に1回でも外へ出て、スタッフの皆さんや利用者の皆さんと同じ時間を過ごすことは、心のリハビリにもなっています。

      リハビリというと、つい「もっと頑張らなければ」と思ってしまいますが、最近は地味なことをコツコツ続けることが一番大切なんだと実感しています。

      お互い無理をせず、自分の身体と相談しながら、一歩ずつ前へ進んでいきましょう😊

      いつも温かいコメント、本当にありがとうございます。

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